月別アーカイブ: 2014年3月

名バイオリニストのお悩み

当協会のクライアントに、
世界的なバイオリニストのAさんがいらっしゃいます。

 

名前は明かせませんが、

「情熱大陸」にも取り上げられている

一流のプロフェッショナルです。

 

「左・薬指~小指がバネ指」だということで、

仕事に支障をきたす症状でお悩みでした。
ちなみに、右利きの方なので
左指は弦を押さえる側です。
結論からいうと、

バネ指ではなく、頚椎(首)のゆがみからくる
神経伝達の低下が原因で指の不調が出ていました。
首・肩はもちろん、
骨盤まわりや腰椎周辺の筋肉もかなりこわばっており、
日々の鍛錬による負担の蓄積がありました。

(つづきます)

「むち打ちでアゴが痛む!」

「むち打ち症になってからアゴが痛む!」

というご相談をよく受けます。

 

追突事故などによるむち打ち症は、首や頭を揺さぶり衝撃を及ぼします。

 

これによって、頚椎(けいつい=首)に障害を発症することはよく知られていますが、

実は頚椎だけではなく顎関節にも大きな負担や損傷を与えます。

 

頭、首、顎というのは「キネマティック・チェーン」といって

連鎖的な運動性や支持性を持っているからです。

 

頭や首や揺さぶられると、連鎖反応によって顎の靭帯や筋組織を傷つけて顎関節症につながる例が多く報告されています。

 

具体的な症状としては、頭痛、首の痛み、肩こり、顎の痛みなどが挙げられます。

 

いずれも慢性化している場合が多いのが特徴です。

 

これらの症状を根本解決するためには適切な急性期治療を施した後、

 

慢性期処置として、頚椎の負担を取り除き

整顎術によってアゴの筋バランスを整える必要があります。

歯ぎしり癖があるかどうか?

顎というのは構造上、もともと負担がかかりやすい関節です。

 

ひとつの理由は、アゴ(下顎骨)というのはぶら下がっていて重力の影響を受けているからです。

 

重力を受けると筋肉が伸ばされようとしますが、筋肉というのは伸ばされると反作用で縮こまろうとしてしまいます。つまり、常に緊張状態を強いられるわけですね。

 

もうひとつの理由は、

 

しゃべったり、食べ物を噛んだりして1日に何百回も反復動作を繰り返すからです。噛み合わせの悪さや噛み癖など、負担が蓄積しやすいのです。

 

その他、ストレスを感じたり緊張したときに食いしばる癖があったり、歯ぎしり癖があったりすると更に負担が増します。

 

一度、家族やパートナーに

「私って歯ぎしりしてる?」とたずねてみてください。

 

もし、

 

答えが「YES」なら、ぜひ一度ご相談を。

歯医者さんに行ったらアゴに痛み。

「歯医者さんに行ってからアゴが痛くてしかたありません」

というご相談をときどき受けます。

 

歯医者さんに通うとアゴに負担がかかることをご存知でしたか?

 

…といっても、決して歯科治療や歯医者さんが悪いわけではもちろんありませんよ。

 

口を開けたままの状態でいるということは、本来、顎関節の生理にかなっていません。

 

長時間、口を開けた状態でいることがアゴ周辺の筋肉に緊張を生んでしまうのです。

 

歯科治療が終わった後、アゴがこわばった感じがしたり、軽い頭痛になったりする方は、特に顎関節症の疑いが高いですよ。

アナウンサーも!

教師、セミナー講師、同時通訳、アナウンサーなど、

 

喋ることが職業の方も要注意です。

 

顎周辺の筋肉を酷使しますから、

筋肉への負担や緊張の蓄積によって左右バランスが崩れて顎関節症を発症している方が多いです。

 

ちなみに、(言葉を)「噛む」方や滑舌が悪い方は、

顎の筋肉の左右バランスが崩れていることが多いです。

 

もちろん、

 

顎関節症だけが原因ではなく、

「神経学的統合不全(スイッチング)」といって脳と体の連携が崩れていることが言葉に詰まる大きな原因でもあります。

 

イメージとしては、よくつまづく方、歩くときに手足が同時に出る方などですね。

 

いずれの場合でも、

まずは頚椎(首)を含めて、背骨のバランスを整え、

整顎術によって、アゴの疲れや負担を取り除いてあげることが重要です。

 

喋る職業の方は、整顎によって改善する例が非常に多いですよ。

 

早食いチャンピオンも!

全米ホットドッグ早食いチャンピオンで一時期、話題に昇った

 

小林尊さん も顎関節症にかかって、

2007年の大会欠場を余儀なくされたことがあります。

 

小林さんもウェイトトレーニングで肉体を追い込んでいました。

 

また、大会などでは一度に大量の食べ物を頬ばりますから、

顎の関節に負担が生じ、

 

咀嚼筋の緊張が大きくなることが顎関節症の原因ではないかと推測します。

 

当協会には、「固いものを食べてアゴが痛くなった」「頭痛になった」

という声がよく寄せられます。

 

アゴもときどき休めてあげたり、整顎したりする必要がありますね。

「アゴが痛くて眠れない」

アゴに直接打撃を受けやすい

打撃系格闘家(ボクサー、キックボクサー、空手家、総合格闘家など)は、当然ながらアゴの負担が大きくなります。

 

運が悪ければ、宮田和幸選手などのように打撃によって

顎を骨折してしまう例もあります。

 

当協会には、キックボクサーからも

「アゴが痛くて眠れない」などの相談が寄せられます。

 

打撃系格闘家の場合は

 

残念ながらマウスピースをしていても噛み合わせが悪く、

顎関節に負担がかかっている選手が多いです。

 

また、アゴだけでなく、

首にも大きな負担や歪みが生じている例を多く見受けます。

 

ですから、

 

当協会の整顎術ではアゴだけでなく

頚椎(けいつい=首)のバランスも整えることを重要視しています。

 

アゴに負担がかかる職業は?

アゴに負担がかかる職業というのがあります。

 

まず、皆さんが思い浮かべるのは、アスリートですね。

 

野球のバッターなどは、

一説によると瞬間的に100kg以上の力が奥歯にかかるといわれています。

王貞治選手は奥歯がボロボロになったとか。

 

このため、マウスピースによって歯にかかる負担を軽減しているアスリートも少なくありません。特に、何百kgのウェイトを持ち上げる重量挙げ選手やボディビルダーはマウスピースをよく使用していますね。

 

当協会にも、

 

ボディビル選手などから

「歯が痛くて歯医者さんに行ったけど治らない」

というご相談が寄せられることがあります。

 

多くの場合、歯の問題ではなく、

食いしばりによるアゴの負担なんですね。

 

この場合、整顎術によって改善が可能です。

アゴってどういう構造なの?

アゴは上アゴと下アゴによって構成されています。

 

下アゴは「下顎骨(かがくこつ)」という1つの骨です。

 

この下顎骨からは喉元にある「舌骨(ぜっこつ)」という骨や肩甲骨にも筋肉がつながっています。また、舌が伸びている土台となっているのも下顎骨(および舌骨)です。

 

一般に想像しやすい、上アゴは「上顎骨(じょうがくこつ)」で、ここから上の歯が生えています。

 

一方、上アゴの関節自体は、

 

側頭骨(そくとうこつ)」という頭蓋骨の一部にあって、

 

下アゴとの間の「関節円盤(かんせつえんばん)」がクッションの役割をしています。

 

この他にも、頭蓋骨の一部である、「蝶形骨(ちょうけいこつ)」、「頬骨(きょうこつ)」などからも下アゴへ筋肉が伸びており、広い意味ではこれらの骨も上アゴだと考えていいと思います。

 

これらの筋肉によって顎は開けたり閉めたり、前後・左右移動させたり、と複雑な動きができるようになっています。

アゴってどうしてズレるの?

顎関節はもともと、可動性が高く安定性が低い関節です。

 

簡単にいうと、動きやすく、ズレやすい関節だということです。

 

支持組織としては、細い靭帯(骨と骨をつなぐベルト)が3本ほどあるだけで、ほとんどは筋肉で支えられてバランスを取っています。

 

同様の関節には、肩関節が挙げられます。肩もよく動きますが、よく動く分、「ハズれた」という話も耳にしたことがある方が多いのではないでしょうか。

 

顎も肩も、安定性が低いため、脱臼もしやすいわけです。

 

ですから、エクササイズや整顎などで

定期的にアゴを整える必要があるわけですね。