月別アーカイブ: 2014年3月

私って隠れ顎関節症?

自覚症状の有無にかかわらず、

顎関節(がくかんせつ=アゴ)が緊張している方は非常に多いです。

 

「私のアゴってどんな状態ですか?」と聞かれることがよくあります。

 

特にアゴに違和感や痛みがなくても、以下の項目に当てはまる方は

隠れ顎関節症(がくかんせつしょう)」かも知れません。

 

1)あくびなど、口を開けたときに「カクン」と音がする。

2)口を閉じるときに「カクン」と音がする。

3)歯ぎしりを指摘されたことがある。

4)緊張すると歯を食いしばる癖がある。

5)現在、歯科治療中である。

6)口を開いたときに、縦に(横ではありませんよー)指4本入らない。

 

気になる方はお気軽にご相談ください。

「噛み続け症候群」って何?

アゴ(下顎骨)はぶら下がっている骨で、
平時は上下の歯は当たらないのが正常です。
ところが、

 

パソコンやスマホ使用などによる
前傾姿勢とそれに伴う首肩の凝り、
咀嚼筋(そしゃくきん)の緊張などによって、
常に食いしばる癖が発生してしまいます。
これによって、
頭痛、肩・首コリ、耳鳴りなどが発症する場合があります。
当協会にもこういったお悩みの相談が多く寄せられます。

 

あるTV番組では、
「歯を離せ」と書いた紙を10枚以上貼っておく
というユニークな解決法を推奨されていました。

 

もちろん、これで解消してしまえば一番いいのですが、
経験上、なかなか解決しないケースも多いのが現状です。
当協会では、咀嚼筋や骨格のバランスを整えた上で、
「歯を触れない」よう叫びアドバイスを差し上げています。
これらの症状で慢性的にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

TCHって何ですか?

「側頭筋」(そくとうきん)

「咬筋」(こうきん)

「内側翼突筋」(ないそくよくとつきん)

 

など、

 

閉口筋(へいこうきん)が緊張しすぎると 「TCH」という悪習慣にさらされます。

 

TCHとは、

“Tooth Contacting Habit”(歯列接触癖)。

上下の歯が常に触れている状態です。

 

 

当たり前に思うかもしれませんが、 下顎は本来、ぶらさがっている骨です。

食べ物を噛む行為を含めて 歯が触れるべき時間は、 1日に20分程度であるべきなのです。

 

もし、あなたが、

・頬(ほっぺた)の内側に白い線がつく ・舌に歯型がつく

などの傾向にある場合は要注意ですよ。

緊張と緩和の重要性とは?

口を閉じる筋肉は常に緊張状態にさらされます。

 

「側頭筋」(そくとうきん) 「咬筋」(こうきん)

「内側翼突筋」(ないそくよくとつきん)

 

これらの閉口筋(へいこうきん)をリラックスさせてあげないと、

食いしばりや歯ぎしりを根本解決することはできません。

 

 

筋肉に対して 歯医者さんが対処するにはなかなか難しいのが現状です。

歯医者さんは歯の専門家ですが、 筋肉に対する施術法は学習していないからです。

 

 

限られた治療時間や治療スペースで 筋操作を行なうことも難しいですよね。

また、マウスピースはあくまでも 歯を守るための緩衝材(クッション)の役割。

マウスピースによって、 筋肉の緊張を緩めることはできません。

 

 

では、どうしたら良いのでしょうか?

歯は歯医者さん 筋肉は整顎師

がそれぞれ対処することが大切です。

内側翼突筋

「閉口筋」(へいこうきん)の

「内側翼突筋」(ないそくよくとつきん)は 口の中の筋肉です。

 

顎(アゴ)の外側を走る 「咬筋」(こうきん)と並行して、

顎の内側を走行しています。

 

 

頭蓋骨の一部である、 「蝶形骨」(ちょうけいこつ)と 下顎のエラの部分をつないでいます。

 

「蝶形骨」は脳が載っている 器の底の部分で、眼窩底の一部でもあります。 視神経もここを通っています。

 

ですから、

 

食いしばり癖などによって緊張がかかりすぎると、 目の締め付け感や頭痛などにつながることがあります。

 

咬筋

口を閉じる、 「閉口筋」(へいこうきん)の一つ、

 

「咬筋」(こうきん)は

 

文字どおり、”咬みつく”筋肉。

 

 

頬骨(きょうこつ=ほおぼね)と

下顎の、

 

いわゆる「エラ」の部分をつないでいます。

 

 

一説によると、 『体中で最も圧力が強い筋肉』だと言われています。

 

強いパワーを出す足腰などの筋肉に対して、

“鋭い力”を出す筋肉だというわけです。

 

 

咬みついたり、かじったり 食いちぎったりするのに活躍する一方、

緊張しすぎると食いしばり癖や 歯ぎしりなどの原因になったりもします。

適度にリラックスさせることが大切です。

側頭筋

口を閉じる筋肉である、

「閉口筋」(へいこうきん)は 主に3つあります。

 

 

1)「側頭筋」(そくとうきん)

2)「咬筋」(こうきん)

3)「内側翼突筋」(ないそくよくとつきん)

 

 

まず、

「側頭筋」(そくとうきん)

 

 

文字どおり、側頭部に位置しており、 耳の上を扇形に覆っている大きな筋肉です。

 

 

耳の上に軽く指をあてて (軽く)歯を食いしばると、 グッと固くなることが感じられます。

 

 

この筋肉が緊張しすぎると、 片頭痛や肩こり、 後頭部のこりなどにつながる場合があります。

アゴ筋の種類

顎(アゴ)の筋バランスを整えるためには、

まず筋肉の種類やその作用を知っておく必要があります。

 

 

咀嚼筋(そしゃくきん)と言われるものですね。

 

ちょっとマニアックですが、 一応お話ししておきましょう。

 

 

開口筋(口を開ける筋肉)は 主に2つ。

 

1)「外側翼突筋」(がいそくよくとつきん)

口を開くきっかけを作ります。

 

 

2)「顎二腹筋」(がくんふくきん)

あくびなど、口を大きく開きます。

 

一方、

 

閉口筋(口を閉じる筋肉)は 主に3つあります。

 

 

1)「側頭筋」(そくとうきん)

2)「咬筋」(こうきん)

3)「内側翼突筋」(ないそくよくとつきん)

 

開くよりも閉じる筋肉のほうが数が多いですね。

 

 

下顎(下顎骨(かがくこつ))はぶら下がっていますから、

重力に逆って吊り上げておく張力が、より多く必要なわけです。

 

 

この結果、寝ている間以外は、 口を閉じる筋肉は常に緊張状態にさらされます。

筋バランス

顎(アゴ)の骨格が崩れると、 当然、歯の噛み合わせにも悪影響を与えます。

 

 

建物がゆがめば、 ドアの立て付けが悪くなることと同様です。

 

 

では、 「顎関節」(がくかんせつ)のゆがみを 整えるには

どうしたら良いのでしょうか?

 

 

答えは、筋肉のバランスを整えること です。

 

 

なぜなら、

 

「顎関節」(がくかんせつ)は筋肉で 支えられている関節なのですから。

 

 

顎(アゴ)の関節を押したり 引いたりしてもダメです。

(ゆがみやすい関節をさらに不安定にしてしまいます。)

 

 

具体的には、

 

左右の筋バランス、 前後の筋バランス、 開ける/閉めるの筋バランス

をそれぞれ整える必要があります。

背骨と振り子構造

立て付けが悪いドアを

いくら削っても ちょうつがいのネジを締めたりしても

何度も何度も同じ不具合が生じる場合。。。

 

 

もしかしたら、

建物の構造そのものに 欠陥があるのかも知れません。

 

 

これと同様に、

 

 

顎(アゴ)の症状を繰り返す場合、 歯や歯茎だけでなく、

「顎関節」(がくかんせつ)や 頚椎(けいつい=首)、背骨全体の バランスを整える必要があるかもしれません。

 

 

首が傾けば、 ぶら下がっている『振り子構造』の

顎(アゴ)もバランスが崩れるからです。

 

もちろん、顎(アゴ)そのものの歪みが 不調の原因かもしません。