月別アーカイブ: 2014年3月

建具職人

顎(アゴ)のメインテナンスとは何か?
歯だけではなく、
「顎関節」(がくかんせつ)そのもの
の構造をバランス調整することです。
歯医者さんは歯や歯茎を診る
一流の職人さんです。

 

これは間違いない事実。

 

 

でも、

 

歯医者さんは、顎(アゴ)の筋肉に
手を加えることは基本的にありません。
どういうことなのか、

 

ここで噛み合わせを

「ドア」の開け閉めに例えてみましょう。
例えば、
ドア(扉)の立て付けが悪く
うまく閉じなくなってしまった場合、
ちょうつがいのネジを締めたり
ドアを削ったり

 

という「建具職人」の役割をになっているのが
歯医者さんです。
でも…

手付かず

工場の歯車や部品は何万回かに一度
メインテナンスを入れる必要があります。

 

ネジを締めたり油を差したり。
ところが、

 

年に何百万回も不規則に動かす
「顎関節」(がくかんせつ)は

 

ほとんどの人がメインテナンスしません。
歯磨きや歯科治療はあくまでも
「歯」という「接触点」のメインテナンス。
「顎関節」(がくかんせつ)という
器や構造そのものには手付かずのままなのです。

反復運動!

「顎関節」(がくかんせつ)は、
よく動かす関節です。
モノを食べたり

しゃべったり

と、1日に何度も動かします。
(口を動かす回数は個人差が大きく

また、計測困難なため、正確なデータは見つかりません。)
仮に、

 

1日1,000回 開け閉めすると仮定して

1年にすると300万回以上も動かすわけです。
これを毎回、
寸分の狂いもなく正確に行なうことは至難のわざ。
例えば、

 

工場で何万回と規則正しく
正確に動かす歯車や部品でさえ
わずかな狂いが生じてきます。
様々な形の食べ物を噛んだり、
ランダムな口な動きでしゃべったり

 

という行為を狂いもなく
続けることは不可能です。
先述したとおり、顎(アゴ)は
動かしやすくズレやすい関節なのですから。

アゴってズレやすい?

「顎関節」(がくかんせつ)は、

 

下垂して(ぶらさがって)おり
靭帯(じんたい)の数が少ないのが特徴です。
靭帯(じんたい)というのは、
骨と骨をつなぐワイヤーの役割。
顎(アゴ)の場合、
靭帯の支持機能は低く、
主に筋肉によって支えています。
筋肉というのは
骨を動かすための機能ですね。

 

つまり、

 

靭帯=安定性
筋肉=可動性

 

という関係性が成り立ちます。
靭帯が少なく、筋肉が多い

 

ということは、
以前お話したとおり、

 

安定性が低く
可動性が高い

 

ということになるわけです。
おさらいをすると、
動きやすくズレやすいのが
「顎関節」(がくかんせつ)なのです。

顎(アゴ)の靭帯(じんたい)

股関節(こかんせつ)と異なり、

 

肩や顎(アゴ)は動きやすく
ズレやすい関節です。
支持機能をになう靭帯(じんたい)は、

 

「外側靭帯」(がいそくじんたい)
「副靭帯」(ふくじんたい)

 

の2つだけ。

 

(※関節包および、顎関節外の

茎突下顎靱帯、蝶下顎靭帯を除く。)
安定性の低い「肩関節」と比べても
靭帯の種類が極端に少ないのが、

 

「顎関節」(がくかんせつ)の特徴なのです。

1年に300万回

「顎関節」(がくかんせつ)は、
よく動かす関節です。

モノを食べたり
しゃべったり

と、1日に何度も動かします。

(口を動かす回数は個人差が大きく
 また、計測困難なため、
 正確なデータは見つかりません。)

仮に、

1日1,000回 開け閉めすると仮定して
1年にすると300万回以上も動かすわけです。

これを毎回、
寸分の狂いもなく正確に行なうことは至難のわざ。

例えば、

工場で何万回と規則正しく
正確に動かす歯車や部品でさえ
わずかな狂いが生じてきます。

様々な形の食べ物を噛んだり、
ランダムな口な動きでしゃべったり

という行為を狂いもなく
続けることは不可能です。

先述したとおり、顎(アゴ)は
動かしやすくズレやすい関節なのですから。

動く関節

「顎関節」(がくかんせつ)は、

 

下垂して(ぶらさがって)おり
靭帯(じんたい)の数が少ないのが特徴です。
靭帯(じんたい)というのは、
骨と骨をつなぐワイヤーの役割。
顎(アゴ)の場合、
靭帯の支持機能は低く、
主に筋肉によって支えています。
筋肉というのは
骨を動かすための機能ですね。

 

 

つまり、

靭帯=安定性
筋肉=可動性

という関係性が成り立ちます。
靭帯が少なく、
筋肉が多い

ということは、
以前お話したとおり、

安定性が低く
可動性が高い

ということになるわけです。
おさらいをすると、
動きやすくズレやすいのが
「顎関節」(がくかんせつ)なのです。

動かない関節?

「関節がよく動く」

 

ということは
当たり前のように感じるかも知れませんが、

 

あまり動かない関節もあります。
例えば股関節(こかんせつ)。
股関節は
骨盤につながっており、

 

 

「体の土台」としての
役割をになっています。

 

 

体の支持機能ですね。
ですから、

 

「不安定」では困ります。
その分、

 

可動性は犠牲になっています。
体操選手などは除いて、
脚を180度以上開いたり、肩のように
ぐるぐる回したりすることはできません。
これは、

 

いくつもの強い靭帯が

緩んだりはずれたりしないように
動きを制限しているからです。
「肩や顎(アゴ)がはずれた」
という表現は耳にすることはあっても、
「脚がはずれた」(股関節脱臼)
という表現をあまり聞かないのはこの理由です。
(※先天性股関節脱臼を除きます。
二足歩行になると、
ヒトの脚は滅多なことでは脱臼しないのです。)
実際、
開脚を繰り返す体操選手でも、
競技中に脱臼することはありませんね。

 

(※痛みや炎症を起こすことはあります。)

「顎関節」(がくかんせつ)の特徴

「顎関節」(がくかんせつ)の特徴…。

 

それは、

 

 

「顎関節」(がくかんせつ)を形成する

下あごの「下顎骨」(かがくこつ)は、
“下垂している骨”だということ。

 

 

つまり、

 

 

“ぶら下がっている骨”

だということです。
この構造により、

 

 

顎(アゴ)は振り子のようにぶら下がって
頭部のバランスを保っているのです。

 

 

そして、よく動きやすい構造になっています。

 

顎(アゴ)は、動きやすい関節です。

 

「動きやすい」ということは良し悪しです。
専門的にいうと、

 

 

「動きやすい」ということは
「可動性(かどうせい)が高い」ということです。
さらに、

 

「可動性が高い」という性質は
「安定性が低い」ということと同義です。
「安定性が低い」ということは
つまり、「不安定」だということ。
よく動く分、「ズレやすい」ということですね。
「可動性」という機能と引き換えに
「安定性」という性質を犠牲にしているのです。

 

 

「可動性」と「安定性」という
相反する特徴について、
顎(アゴ)とよく似た性質を持つ
他の関節で解説してみましょう。
例えば、

 

肩の「肩関節(けんかんせつ)」。

 

 

(肩甲上腕関節、肩鎖関節、
胸鎖関節、肩甲胸郭関節などを含みます。)
高いところのものを取ったり
ボールを投げたりなど、

 

 

肩は

 

非常に「可動性が高い」ことが分かります。
柔軟性もあり可動域も広いため、
スポーツなどでよく動かすことができます。
その分、痛めやすいのも特徴。
これは「安定性」が犠牲になっているからです。
その証拠に、
肩は時に脱臼を起こします。

 

 

つまり、

「可動性が高い」と
「安定性が低い」(=不安定)ということです。
同様に、

 

顎(アゴ)も
「不安定」な関節です。

顎(アゴ)の役割

顎(アゴ)の役割って何でしょうか?

 

・食べ物を噛む(咀嚼する)/かじる
・歯と歯ぐきの土台
・舌を支える
・唾液を出すきっかけ
・食べ物や液体を飲み込むきっかけ
・言葉を話す
・歌を歌う
・口笛を吹く
・さけぶ
・頭と首のバランスを保つ振り子
・食いしばる/踏ん張る
・口を開けて熱を逃がす
・経絡(けいらく)「三焦経」の通り道
・笑う
・泣く
・驚く
・ぽかんとする/あきれる
・あくびをする
・ゲップをする
・嘔吐する
・深呼吸をする
・フーフーと熱を冷ます
・テーブルに載せて休む(笑)
・(やっちゃダメ)ビンの栓抜き
・紙やモノをはさむ(笑)
・バイオリンを固定する
・(ライオンなど)赤ちゃんを運ぶ
・(動物)ほえる/鳴く
・トレードマーク
(アントニオ猪木さん
(アゴタッチの内川 聖一選手)
・ひげの根元
(リンカーン大統領)  その他

 

様々の機能を果たしています。

 

今後、詳しくお話ししていきましょう。