予防歯科を応援する日本整顎協会

ホンマでっか!?首を鳴らすと脳卒中?


アゴが悪い方は首がこるのが特徴です。

さて、

 

 

「ホンマでっか!?TV」で、

統合医療の亀井眞樹先生が

自分で首をポキポキ鳴らすと、脳卒中になる可能性

について指摘されていました。

右上のテロップではスペースの関係で省かれてしまっていますが、
自分で』という部分が重要です。

亀井先生ご指摘のとおり、
脳底につながる重要な血管である
椎骨動脈
の内側に付着した血栓がはがれてしまって、
遊離血栓」となって脳底動脈をつまらせてしまう可能性があります。
 
また、亀井先生がおっしゃるとおり
関節の音にはプラシーボ効果があります。

この関節の音は「キャビテーション」といって
関節包の中にたまった老廃物(主に二酸化炭素と窒素)が

関節の中の「滑液」の中ではじける『気泡の音』です。

 
それ自体が害を及ぼすものではありません。

 
余談ですが、

 
美容院でシャンプーの際に頭を後方に倒した瞬間に

血栓がはがれて脳卒中になった事例もあります。

 
つまり、

 
首を鳴らすほど強い刺激ではなくても、

血栓がある場合は時限爆弾ごとき危険性があるのです。
これらの事故の確率としては「約3万人に一人」程といわれています。

(論文によってデータが異なりますが)

 

いずれにしても、

首に限らず、自分で音を鳴らす行為は避けるべきです。

 
なぜなら、

 
「自分で」関節を動かす場合、
動きが悪い骨は動かないままで、

動きが正常な、問題のない骨が余計に動いてしまって

 
不安定(グラグラ)になることが証明されているからです。

 
ちなみに、

 

訓練を受けたカイロプラクターの場合は、

 

動きが悪い骨だけを狙って、

必要最小限の強度で的確に関節を動かすことができるため、
安全性に問題はありません。

 

また、

 
わざわざ音をさせるような矯正は行ないません。

 
矯正音(関節音)は、

不可抗力で「たまたま鳴ってしまう場合がある」だけなのです。

 
万が一、

 
わざと音をさせたり、

音が出たことを、さも「矯正の効果」であるような説明をする

 

自称「カイロプラクター」にかかってしまった場合は通院を避けたほうがよさそうです。

 
藤原 邦康

米国公認ドクター・オブ・カイロプラクティック


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